チョコレートのシュトーレン、どんな味??

シュトーレン・フォレノワールショコラ


黒い森の奥に漂う、チョコレートと果実の香り。
ドイツ発祥の伝統菓子・フォレ・ノワール(Forêt Noire)から着想を得た、当店の冬限定チョコレートのシュトーレンです。

🍒 そもそも、フォレノワールって何??


「フォレ・ノワール(Forêt Noire)」とは、フランス語で“黒い森”を意味する伝統菓子。
ドイツ南部からフランス・アルザス地方に伝わるケーキで、 チョコレート×チェリー×キルシュ(さくらんぼ酒)×生クリームの構成が特徴です。

この世界観をベースに、 “焼き菓子としてのフォレノワール”を再構築。
生地にカカオを練り込み、チェリーと洋酒、そして自家製素材を組み合わせ、香りの層で物語を描くように仕上げています。

今回使っているチョコレートの“トロアコンチネンツ61%”とは 使用しているのは、フランスの名門ショコラティエにも選ばれる 「トロアコンチネンツ(Trois Continents)61%」のクーベルチュールチョコレート。
名前の通り、“三大陸”——南米・アフリカ・アジアの異なる気候帯のカカオをブレンドしています。
61%というカカオ分はビターの中でもややマイルド寄りで、 苦味・酸味・果実味のバランスが非常に良く、 南国カカオ特有のトロピカルな香り(バナナ・ドライマンゴー・カラメルのような甘やかさ)を持っています。

このチョコレートを選んだ理由は、 「バナナに合うと思ったから」。
実際、フォレノワールのような“果実×カカオ”構成において、 このトロピカルな香りはバナナやラム、キルシュの香りをやさしく包み込む調和型の味わいを生み出します。 力強さよりも、ゆるやかな余韻。 私が求める「静かな深み」を支えるチョコレートです。

自家製梅酒でじっくり漬けた、ドライバナナとスパイスの余韻を味わってほしい!

ベースはカカオを練り込んだしっとりとしたショコラ生地。
フォレノワールの象徴である“チェリー×チョコレート×キルシュ”の構成をもとに、 そこへ自家製梅酒に漬け込んだバナナを加えています。

バナナのとろけるような甘みと、梅酒の穏やかな酸味。 その重なりが、時間の経過とともにゆるやかにほどけていき、 口の中に優しい余韻を残します。
さらに、カルダモン・クローブ・シナモンなどのスパイスをほんの少し。 洋酒とカカオの香りに温もりを添え、 香りの層が変化していく当店らしいシュトーレンに仕上げました。 焼きたてはキルシュとカカオの芳香が立ち、 数日後にはバナナのまろやかさが前に出てきます。 熟成が進むほどに、チョコレートと果実が一体となり、 まるで森の奥で時を重ねるような、静かで深い甘さへと変化していきます。

おすすめのペアリング

・赤ワイン(カベルネ・ソーヴィニヨン、ネロ・ダーヴォラなど)
・ポートワインやブランデー
・深煎りコーヒーやカカオ系カフェモカ


香りの構成は、トロアコンチネンツ61%のカカオ × チェリーの酸味 × 自家製梅酒漬けバナナのまろやかさ × スパイスと洋酒の余韻
贈りものにも フォレノワールのロマンティックな世界観を、ワインや洋酒とともに味わう“大人の贈り菓子”として。 冬の夜をゆっくりと灯すような、香り豊かなシュトーレンです。